活動報告

骨髄バンク支援チャリティー 「ピアノコンサート&トークショー」

昼は初夏を想わすほどの晴れ渡った日の夜に、骨髄バンクを支援するたくさんの人たちが集まって、名古屋ドーム横のまだ新しいきれいな会場でチャリティーが行われました。

骨髄バンク支援チャリティー 「ピアノコンサート&トークショー」

骨髄バンク支援チャリティー 「ピアノコンサート&トークショー」

20130730-3zgaghkm7.jpg骨髄バンク支援チャリティー 「ピアノコンサート&トークショー」
日 時 : 2008年5月15日 18:30~20:45
場 所 : 東文化小劇場

ピアニスト越智章仁さんの奏でる音楽は角の無い丸いものでした。ゆったりと流れる時間の中で耳に入る音の数々は、日々の喧騒を優しく包み込んで消してくれる不思議な薬のように思われました。母であり師でもある知子さんの解説は音楽から情景を連想させるのに手助けとなるもので、お二方の絆が音楽を通して強く感じさせられました。太田係長さん、大口主任さんとの演奏は楽しさを倍増させていました。

骨髄バンクの活動は初期の民間活動から数えて20年となりドナー登録が30万人を超えたことも重なって今年は節目の年となるそうです。20年間の活動が喜びや哀しみ希望などが折り重なったものであることを、第2部の大谷貴子さんのトークショーで知ることができました。ドナーとなり骨髄を提供された方、骨髄の適合者が無くご子息を亡くされた方、移植によって元気になられた方、元気になって赤ちゃんを産む目標を持たれた方、それぞれの方々のお話の中からこの活動の複雑さや難しさを考えさせられました。またこの活動は希望をつないでいくものであるということも教えていただきました。

会場に足を運んでいただいたたくさんの方、ボランティアでチャリティーを支えてくれた方、素敵な演奏を聞かせてくれた越智さん、エネルギッシュな大谷さん、このような素晴らしい活動に関らせていただいた「支援する会」の水谷さん 皆さんに感謝します。

チャリティー翌日、主催の「あいち骨髄バンクを支援する会」にドナー登録の問い合わせや、ボランティアの問い合わせが入っているそうです。活動を理解していただいた方に感動をしています。

L加藤 勝仁 記

当日のプログラム
当日のプログラム

5月18日付 中日新聞市民欄掲載
5月18日付 中日新聞市民欄掲載